シルク スクリーン プリント

Vルコムで仕事をしているときにアーティストと仕事をすることがたたありまして、そのうちの一人に、NオミKザマ氏と言う方がいました。

Nオミ氏の作品はいろいろありますし、どれも刺激的な作品ですので興味がある方はぐぐってみてください。

だいぶ前の話ですが、そんな彼とアートショーで特別販売するシャツを一緒につくる機会がありまて、コラボレーション作品としてシャツボディーもデザイナーさん(凄いデザイナーさんなのでまた改めて紹介します)につくっていただき、そこにNオミ氏がシルクプリントをするという企画でした。

シャツに版を置き、インクを無造作(アーティスしか解らないイメージ)にたらして刷る、ものすごい刺激をうけたんですよね。

普通はデザインがされている版に、単色でプリントをしたり、多色プリントの場合は版を変えてプリントを重ねていく工程をすると思うんですが、まったく違ったやり方でしたからね。

ワタシはアーティスではないのでそこまで出来ませんが、その場でプリント位置やアートワークから色まで決めてから刷るもんだから1点1点まったく違った表情に仕上がって、人と違った個性的な洋服になるのには非常に興味が出たんです。

 

 

シルクスクリーンプリントには、油性、水性等のインクがありますよね。

油性の方が細かいデザインでも安定したプリントが出来ると言われていて、水性は刷った後に版の細かい部分で固まってしまって安定的にプリントが出来ないといった事が出てくると言われています。

インクによって仕上がりも変わってくると思いますが、ワタシはその面倒な水性インクが好きで全部水性インクでやっています。

サーフィンを通して、多少環境に配慮した事も考えてしまいますし、水性が環境に悪いものを使って無い、とはいえませんが、Nオミ氏同様すこしでもECO的な要素を取り入れたいなぁ思ってるんですよ。

だからって油性インクでプリントをして欲しいとオーダーが入れば、もちろんやらせて頂きますし、ECOと言っても自分で出来る可能な範囲でやっているだけですので偉そうな事なんていえませんけどねw

ただ水性インクの淡い感じやプリントの質感はひじょうに好きって事はあります。

 

いろいろなデザインの版の中から好きなデザインを選んでもらい、無地ボディーにプリントしたい好きな位置、好きな色を決めて、その場で一緒にプリントを仕上げてオンリーワンを作っていくってなんか良いですよね。